5月4日阪急西宮駅近くのライブハウスで朴保(パク・ポー)さんのライブに行ってきました。以前、在日の日本軍「慰安婦」被害女性の宋神道さんの映画のエンディングテーマが彼の『傷痍軍人の歌』という歌だと知り、どんな方かなあーと、とても気になっていました。
ライブハウスというにはこじんまりしたスペースでしたが、馴染みの方ばかりでアットホームな感じがしました。西宮の方がいらっしゃったので、早速水曜デモの宣伝もさせていただきました。済州島から京都に来ておられた4・3事件の研究者のご夫婦と拙いハングルでおしゃべりしたりしたり。ライブと交流会という感じでとても楽しい時間を過ごさせていただきました。
朴保さんは、とても気さくでサービス精神旺盛な方でした。熱さとやさしさが同居していて、シャイな、とても「味のある」ミュージシャンとお見受けしました。アメリカン・ロックのようでもあり、フォークロックのようでもあり、ハードロックのようでもあり。彼の歌はメッセージソングですが、それが詩となっているように思います。
特に素敵なのは彼のモクソリ(声)です。少しハスキーヴォイスですが、とてもよく通る、荒野に吹く風のようにかろやかで、鋭いですが、優しい肌触りの、そんな声です。(みなさまわかりますか?表現力がないので申し訳ないですが)
詳しくは、朴保オフィシャルサイト
http://www.pakpoe.com/index.htm
を参照して下さい。今後のライブ予定もアップされています。彼を応援するプロジェクトも開始されました。彼の温かい人柄に触れてください!
宋神道ハルモニの映画『オレの心は負けてない』のエンディングテーマの『傷痍軍人の歌』です。
じっくり聴いてください。心が揺す振られます。
映画もおすすめなので、また上映会などやりたいと思います。
水曜デモとは
日中戦争(十五年戦争)・アジア太平洋戦争中、日本軍は兵士たちの性的欲求を満たすため「慰安所」をつくり、植民地や占領地にいる数多くの女性たちを強制的に性奴隷としました。「慰安婦」とされた女性たちは、繰り返し性暴力と虐待を受けました。日本の敗戦により解放されたはずの被害女性たちは、日本軍兵士に無理やり性行為を強要され、辱められたことを誰にも言えずに長い間生きるしかありませんでした。しかし日本軍の関与はなかったという日本政府の対応に、90年代になって一人、二人と名乗りを上げ事実を話し始めました。それにより日本社会においてもやっと日本軍「慰安婦」の存在が知られるようになりました。 被害女性たちは日本政府に、真相究明、公式謝罪、国家賠償、責任者処罰などを求めて声を上げ始め、韓国では日本大使館前で1992年1月8日から毎週水曜日にデモが続けられてきています。 私たちは、すべての日本軍「慰安婦」問題の被害女性と連帯すべく第三水曜日に水曜デモを行います。
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