水曜デモとは

日中戦争(十五年戦争)・アジア太平洋戦争中、日本軍は兵士たちの性的欲求を満たすため「慰安所」をつくり、植民地や占領地にいる数多くの女性たちを強制的に性奴隷としました。「慰安婦」とされた女性たちは、繰り返し性暴力と虐待を受けました。日本の敗戦により解放されたはずの被害女性たちは、日本軍兵士に無理やり性行為を強要され、辱められたことを誰にも言えずに長い間生きるしかありませんでした。しかし日本軍の関与はなかったという日本政府の対応に、90年代になって一人、二人と名乗りを上げ事実を話し始めました。それにより日本社会においてもやっと日本軍「慰安婦」の存在が知られるようになりました。 被害女性たちは日本政府に、真相究明、公式謝罪、国家賠償、責任者処罰などを求めて声を上げ始め、韓国では日本大使館前で1992年1月8日から毎週水曜日にデモが続けられてきています。 私たちは、すべての日本軍「慰安婦」問題の被害女性と連帯すべく第三水曜日に水曜デモを行います。

2009年2月22日日曜日

北海道札幌の水曜行動

北海道の札幌市で、お一人で水曜デモを始めた方がいるそうです。
札幌市は、去年の11月に市議会で意見書を可決させました。

この方のお話を聞いて改めて、たとえこの問題が解決したとしても、日本軍「慰安婦」問題を語り続けていきたいと思いました。忘れまじ、日本軍「慰安婦」制度!だから、教科書に記載して、歴史教育だけではなく性教育、人権教育、平和教育(そんなの学校にあるのかな?)として教え続けていかなくては。

ソウルよりは、気温は高いでしょうが、雪かきのあとの雪の塊を見ると、ぐっぐっと、寒さが身にしみます。
以下、北海道の知人からのメールをご紹介します。
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K・Sさんがひとりで水曜デモを始めました。

その勇気と自然体に感動しています。

場所は、札幌市東区北9条東7丁目ファイターズ通り、ギャラリー茶門の前です。

 24()から始めました。休む日もあるけど一応毎週水曜日。

  昨日は、氷点下五度、紙を持って立っていると、指先がすぐに悴んできます。

 丸椅子を置いて、立っていたり座っていたり。

  時間は、昼休みの1215分から30分間。

 信号待ちの車や買い物帰りの人々が、何をやっているのだろうと見ていきます。たまには、その人達と会話も生まれます。

 ソウルのハルモニたちに連帯の気持ちを何かをすることで表現したかったとのこと。

  余り肩を張らずに、やれるときにはやる。やめたくなったらいつでもやめるの心境ではじめたそうです。

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