水曜デモとは

日中戦争(十五年戦争)・アジア太平洋戦争中、日本軍は兵士たちの性的欲求を満たすため「慰安所」をつくり、植民地や占領地にいる数多くの女性たちを強制的に性奴隷としました。「慰安婦」とされた女性たちは、繰り返し性暴力と虐待を受けました。日本の敗戦により解放されたはずの被害女性たちは、日本軍兵士に無理やり性行為を強要され、辱められたことを誰にも言えずに長い間生きるしかありませんでした。しかし日本軍の関与はなかったという日本政府の対応に、90年代になって一人、二人と名乗りを上げ事実を話し始めました。それにより日本社会においてもやっと日本軍「慰安婦」の存在が知られるようになりました。 被害女性たちは日本政府に、真相究明、公式謝罪、国家賠償、責任者処罰などを求めて声を上げ始め、韓国では日本大使館前で1992年1月8日から毎週水曜日にデモが続けられてきています。 私たちは、すべての日本軍「慰安婦」問題の被害女性と連帯すべく第三水曜日に水曜デモを行います。

2009年2月10日火曜日

大阪市会で、意見書を可決させよう!2・26出発集会

また、新たな潮流です!
大阪市で、市会から、政府への意見書を提出させる請願運動が始まります。
以下にあります京田辺市は、3月議会を目指しています。
関東地区では川崎市、関西地区では堺市、箕面市、吹田市などがすでに運動を
はじめています。
もし、これを見ておられる方が、これらの自治体に住んでいらっしゃらなくても
請願署名に署名することは可能です。
また、ご自分の自治体でも市町村議会に対して
意見書採択をもとめる請願運動はできるのです。
大きな湖に投げた小石が創ったさざ波が、ひたひたと広がってゆくように
この問題に対する私たちの思いが、日本中に広がってゆくことでしょう。


2月11日の兵庫県西宮での水曜デモのチラシの一部を
転載します。

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大阪市会で
日本軍「慰安婦」問題の解決を求める
意見書を可決させよう!
2・26出発集会

DVD上映:「決して忘れてはならない―彼女たちの話」
講演: 石川康宏さん(神戸女学院大学教授)
「今なぜ「慰安婦」問題が大事か?」
講演: 戸塚悦朗さん(龍谷大学大学院教授)
「真の解決のための立法に向けて」
日時:2009年2月26日(木)6時半~
場所:ドーンセンター大会議室(地下鉄谷町線天満橋駅)
資料代:500円
連絡先06-6768-5360( 吉田 )090-8365-0352( 方 )

 日本軍「慰安婦」被害者として金学順(キムハクスン)さんが名乗り出られて、今年で18年になります。この18年間、多くの被害者が名乗り出られ裁判などを闘ってこられましたが、日本の裁判所は全てを敗訴にしました。そして、日本政府はいまだに公式謝罪も賠償も責任者処罰もせず、歴史教科書からも「慰安婦」問題の記述を消し去りました。
 このような日本政府の姿勢は、国際的に強い批判を浴びています。一昨年から昨年にかけて、アメリカ、オランダ、カナダ,EU、韓国、台湾で、「慰安婦」問題について日本政府に公式謝罪と賠償、教育などを求める議会決議が出されました。
 日本国内でも、昨年3月の宝塚市議会、6月の清瀬市議会、11月の札幌市議会と、地方自治体から政府に意見書があげられています。
 そして、現在も、堺市、箕面市、吹田市、京田辺市、川崎市など、多くの自治体で意見書を政府に提出するための運動が進められています。
大阪市では2月26日に出発集会を開催します。平和のために、私たちが今できることを、はじめようではありませんか!

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